トトイコビッチと日記

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[ ムービー ] まげてのばして 14:22

嫌われ松子の一生」を見ました。中谷美紀、途轍もないびじんだけどあたしは好きでも嫌いでもなく、誰でも知ってる女優さんであるのに代表作とかどんな役やってたっけとかを覚えていなくて、フィルモグラフィーを見たらなんと「ケイゾク」までさかのぼることになって、たしかに柴田の身成りに頓着しない、おかしな温度の役はぴったりだったのだなあと思うのだけれど、だから、あたしは今回この映画を見て初めて「中谷美紀」という女優を認識したのだなあ、と思います。そんでもってやっぱりべらぼうにびじんだけど好きでも嫌いでもない、と思いました。ひとつひとつのシーンをしっかり「画」として見せるこの映画の特性のせいかも知れないけど、いちいち画になる中谷美紀を愛せと言われてもちょっと難しいなあ。端的に言うと生身の感じがしない。あたしにとってはそれは面白くないのです。そしてそれは女優としてとても素晴らしいということなのですけど。
それはよくて映画の話。ネタバレとか気にせず書きますので畳みます。
松子のジェットコースター人生がシリアスにならないように、教訓臭くならないように必死、という印象で、通常お涙頂戴となりそうなシーンのあとに必ず落としどころが用意されていました。しかし松子の愛が神の愛だっていうのにはどうしても違和感があって、だってひとりが寂しいから殴られようと騙されようと相手にくっついて回ることのどこが無償の愛だっていうんでげす?かみさまに仕立て上げなくたってただ面白い人生というだけではいけないのかしら。黒沢あすか(鼻声がすごくよかった)演じるAV女優が松子のことを「生きている意味とか難しい理由なんかを考えないで人生を送っているように見えた」(うろ覚え)と評するのですが、それが松子の素晴らしいところでそういうの全部をすっ飛ばして生きている。自分が「幸せ」なのかとかそんなことは本当にどうでもいいに違いない。あたしは考えたって解らないことを無視したいのにできない自分がいつも面倒臭いのです。松子が嫌味じゃなく羨ましいのです。
泣けはしなかったけど、すごくすごくすごく、おもしろかったんですよ。キャストがほんとうに豪華だしテンポも素晴らしいです。あたしは武田真治の最期の台詞がどうしてもツボに入ってしまってしばらく堪えるのがたいへんだった。あと、ボニーピンクの男顔で金髪なところがやたらぐっときた。クドカンの骨格も、相当ぐっときた。伊勢谷友介の左眼が血で真っ赤になるのにも、程度を越えてぐっときた。
嫌われ松子の一年
嫌われ松子の一年

中谷 美紀
あと、中谷美紀がかなりの客観性でもってなおかつ相当うまい文章で書いているらしいのでこれが読みたいです。
comments(2)
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コメント
アタシも見たぁー!ヌエ〜おもろかったね〜
パンフレットまで買っちゃったよ!つかDVDまで買ってしまいそうだよ
つか、ココには書ききれないんだね、あるんだね。語り事が♪
ん?行き過ぎ?そこまでって思おて?
てか、谷中敦がかっこかった♪
| シイコ | 2006/06/21 5:57 AM |
おおおおお!ていうか出勤前にカキコミ?素敵だわ〜ありがたいわ〜

あの武田真治の最期の台詞・・・・覚えてます?
色々と他にも言いたいことがあるよ!!!

谷中は・・・Cちゃん好きそう〜でもすげえ悪そう〜
あたしはぜんぜん普通に伊勢谷がかっこよかったですけど何か?
| まめ | 2006/06/21 6:05 PM |











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